夫婦共働きだけど、なぜかご飯づくりは自分(妻)の仕事になっている。
そんな家庭は多いのではないでしょうか。
正社員でもパートでも、働いていたら家事がしんどいと感じるときはあるし、「もうご飯つくりたくない!」と思うこともたくさんありますよね。
突き詰めれば「そもそも家事負担が多いのはおかしくないか?」となりますが、とりあえずご飯を食べないわけにいかないので、共働きのご飯づくりを楽にするための対処法とアドバイスを紹介します。
共働きでご飯づくりがしんどい理由と対処法
共働きでご飯づくりがしんどいと感じる理由は主に3つです。しんどい理由ごとの対処法も解説します。
しんどい理由①ご飯をつくる時間がない
働く主婦はとにかく忙しいものです。
仕事が終わって、保育園に子どもを迎えに行って、家に帰ったらお風呂にご飯に保育園の準備。
翌日に備えて早く子どもを寝かしつけないといけません。
普通に考えて、時短勤務でもしないと帰宅後にちゃんとしたご飯をつくるのは難しくて当たり前です。
対処法:休日にご飯をつくっておく
仕事の後にご飯をつくる時間がないけれど料理が嫌ではない、という場合は休日にご飯をつくっておくのが1番シンプルな対処法です。
休日がハードにはなりますが、日持ちしそうな常備菜をつくっておけばレンジでチンするだけで食べられます。
下味を付けて焼くだけで食べられる肉や魚、カット済みの野菜を冷凍しておくのも便利ですね。
しんどい理由②買い物に行く時間がない
終業時間が遅い人は、退勤後にスーパーへ買い物に行くのも難しいでしょう。
しかも、子連れでの買い物は時間がかかるし、買い物した荷物と子どもを抱えて帰るのは大変です。
お互いに疲れているので、買い物中もちょっとしたことでイライラしちゃいます。
対処法:レトルト食品や宅配サービスを頼る
仕事の後に買い物に行く時間がないなら、休日に食材を買い溜めましょう。
日持ちするレトルト食品やチルド食品、宅配サービス、Uber Eatsなど使えるものはフル活用です!
時は金なり。
無理して買い物に行くよりも、その時間を子どもとゆっくり食事したり会話したりする時間に充てた方が有意義だと思いませんか?
スープだけつくって主食はレトルト食品を使うだけでも、かなりの時短です。
チルド食品やレトルト食品ばかり食べるのは抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、栄養バランスに配慮した料理を食べられる食事の宅配サービスもあります。
しんどい理由③そもそもメニューを考えるのが面倒
仕事が忙しいと、ご飯のメニューを考えるのもしんどいですよね。
もうなにも考えたくない。Uber Eatsを頼むのも、家族みんなの好みが違うから店選びが面倒。
私も仕事で頭を使いまくった日には、こんな状態になります。
対処法:メイン+スープで固定化する
メニューを固定化してしまうとご飯づくりがすごく楽になります。
特におすすめなのは、メイン+スープで固定化する方法です。
丼ものやパスタなどの主食に野菜をたっぷり入れたスープがあれば、とりあえず栄養的にもOK!
スープはまとめてつくって何日か続けて同じのを出せばいいので、めっちゃ楽です。
月曜日はカレーで火曜日は親子丼、水曜日はミートソーススパゲティ、というように「米・米・麺類」のローテーションにするとネタ切れしづらくなります。
「ご飯つくらなきゃ」マインドから脱却すると楽
ここまで共働きでご飯づくりがしんどい理由と対処法を紹介しましたが、結局のところ大切なのはマインドです。
ご飯づくりがしんどいと感じる人はきっと、根が真面目なんだと思います。
だから、「子どもの健康のためにお惣菜は使わない」「食費の節約のためにご飯をつくらなくちゃ」と無意識に考えているはずです。
実は私もそうでした。
今となってはこんな適当主婦ですが、結婚当初は専業主婦だったこともあり「家事を完璧にやらなくては!」と思っていたのです。
ご飯は3食自炊し、長女にあげるお菓子もなるべく手づくり。
長女は6歳くらいになるまでレトルト食品やインスタント食品はほとんど食べさせませんでした。
つまり、「ご飯つくらなきゃ」マインドから脱却するとかなり楽になれるってことです!
手抜きな料理でもとりあえず子どもは育つし、毎日ご飯づくりを頑張ることはありません。
小さな子どもにとっては、お母さんの心と体が健康であること、そして一緒に楽しく過ごす時間の方が大事なんじゃないかと思います。
手を抜くところは抜いて、頑張り過ぎ内容にしましょうね!
共働きでご飯づくりがしんどい人が活用すべきサービス
ご飯づくりがしんどい人のストレスを軽減してくれるおすすめのサービスを紹介します。
栄養面や値段が気になる人は、基本的には自炊してときどきサービスを利用するだけでも、家事の負担が軽くなります。
料理は嫌いじゃない人向け
料理は嫌いではないなら、「ミールキット」の宅配サービスがおすすめです。
ミールキットは、送られてくる食材とレシピを使って自分で調理します。
メニューを考えて食材を用意する手間を省きつつ、できたての手づくりご飯が食べられることがメリットです。
食材はカット済みと自分でカットするタイプのサービスがあるので、料理に使える時間に合わせて選ぶといいでしょう。
ご飯をつくりたくない人向け
とにかく料理したくない!という人は、お惣菜やお弁当の宅配サービスを利用するといいでしょう。
お惣菜やお弁当のなら温めるだけなので手軽ですし、日持ちする冷凍やレトルトで送られてくるので好きなときに食べられます。
健康が気になる人向け
レトルトのお惣菜やお弁当は栄養が心配、という人もいるかもしれませんが、最近は栄養バランスがいい宅配惣菜が増えています。
子どもがいる家庭向けの宅配惣菜もあり、もしかしたら自炊するよりも栄養バランスがいいかもしれません。
オーガニック食材専門や野菜スープ専門の宅配惣菜サービスなどバリエーション豊かなので、ご家庭にあったサービスを探してみてください。
共働きでご飯づくりがしんどいなら手を抜こう!
共働きでのご飯づくりはしんどいものです。
働いて育児して料理に掃除もして、毎日頑張っているお母さんは本当に偉いと思います!
けれど、頑張り過ぎて体調を崩したり精神的に疲れたりしては大変です。
あまり頑張り過ぎず、頼れるものはフル活用してしまいましょう!
ご飯づくりにかける時間が減れば、そのぶん親子の時間に充てられますし、趣味や息抜きに使ってはいかがですか?
私は在宅ワーカーなので仕事終了後すぐに料理できますが、忙しいときや疲れたときはめっちゃ手抜きしています。
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