新型感染症の影響が少し落ち着き、最近はまた移住者が増えているらしいとの噂を聞きました。
私は4年ほど前に家族で沖縄へ移住したのですが、わが家と同じように子連れでの移住者も増えているようです。
沖縄本当にいいところだなぁと思いますが、沖縄は子育てしやすいかというと、全力で「うん!」とは言い切れません。
移住前には予想もしなかった悩みにぶつかり、「もっと調べておけばよかったな〜」と後悔していることがあるからです。
そんな私の反省点を交えて、沖縄で子育てするメリットから注意点、おすすめの市町村まで紹介します。
これから沖縄へ子連れで移住したいと考えている人は、移住先選びの参考にしてくださいね!
沖縄は子育てしやすいって本当?
結論からいえば、沖縄は子育てしやすいです!そう思う理由は2つあります。
- 子どもに優しい人が多い
- 親が働く環境が整っている
とにかくみんな子どもに優しい!
道端で息子が転んだときには、周りにいた人みんな「大丈夫〜!?」と言ってくれたり、スーパーでポイントカードを出せば「偉いねぇ!」と褒めちぎられたり。
「子は宝」という意識が強いのか、優しいを通り越して大甘です。笑
これは大人に限ったことではなく、小学生や中高生も自分より小さな子に優しくしています。
息子が小学2年生のとき、公園で中学3年生の男子たちが鬼ごっこしているのを見て、「俺も入れて!」と言ったら本当に入れてくれました。笑
娘は埼玉で小学校生活を過ごしたのですが、小学4年生になったあたりから「小さなこと遊ぶのは恥ずかしい」みたいな男子が増えました。
当時、幼稚園児だった息子を授業参観に連れて行ったら、娘のクラスメイトに「殴るぞ!」って言いながら怖い顔で追いかけられたこともあります。
けれど沖縄は家族仲がいい家庭が多いからか、兄弟の面倒をよくみている人が多い印象です。
学校の登校時は通学班がないので、中学生が小学生の兄弟を学校に送ってあげてる姿もよく見かけます。
親が働いている家庭がほとんどなのも、兄弟の面倒みがいい理由でしょう。
専業主婦家庭は少ないので、放課後の学童保育サービスが充実していますし、小中学校は午前授業でも必ず給食が出るので助かっています。
沖縄で子育てするメリット
沖縄は子育てしやすいだけではなく、メリットも3つあります。
1つめは、のびのび子育てできること。
沖縄は子どもに優しくおおらかな人が多いので、常識的に暮らしていれば、公園で遊ぶ声や子どもの泣き声に対して嫌な顔をされることは少ないです。
2つめのメリットは、自然にたくさん触れられることです。
カブトムシを獲ったり海や川で遊んだり、自然をたっぷり満喫できます。
世界中から観光客が来ますし、中部エリアは在日外国人も多いので、国際感覚も養われます。
中部の公園に行くと日本語と英語、中国語、韓国語、スペイン語などが飛び交っていて、観光客も地元民も混じってみんなで遊び出すことも。
これからグローバル化が進むはずなので、多様な文化に触れられるのはいい経験だと思います。
沖縄で子育てする際の注意点
沖縄は子育てしやすく最高な環境ですが、いくつか注意点もあります。
これは子どもの将来にも関わる大事なことなので、ぜひ飛ばさずに読んでください!
市町村によって教育レベルに差がある
どこの都道府県でも同じではありますが、沖縄は特に市町村のよって教育レベルの差が大きいように感じています。
私の住む市町村に他の市町村から転校してきた子がいたのですが…
その子は転校前の学校では普通の成績だったのに、新しい学校でテストを受けたら学年トップレベルの成績だったんです。
那覇や浦添やあたりは学力が高めで、学校の雰囲気もけっこう違うみたいです。
那覇も広いので一概には言えませんが、新都心エリアは県外から転勤してきた家族も多く住んでいるエリアで、教育レベルが高いと聞きます。
エリアによっては進学先の選択肢が限られる
沖縄では全日制高校の普通科を受験する場合、住所が属する学区内から高校を選ばなければいけません。
学区外からの受験者枠も少しだけありますが、基本的には学区内の高校を受験します。
沖縄以外にも北海道や千葉県、福岡県、佐賀県などでも高校の学区制が採用されているようです。
那覇市は高校がたくさんあるけれど、居住地によっては選択肢が少ないです。
わが家の娘は偏差値50前半の高校を探していましたが、学区内にちょうどいい学校はなくて…
学区外の高校受験も考えましたがバスを乗り継がなくてはいけなかったので、偏差値40台の高校に入学しました。
子どものためにも小学校に入った後は引っ越しを避けたいところ。
まだお子さんが小さいご家庭も将来について考えて住む場所を選んでくださいね。
病院が少ないエリアもある
石垣島や宮古島など離島での暮らしは憧れますが、病院が少ない・大きな病院がない地域もあります。
私の住んでいるエリアは病院はそれなりにあるけれど、小児科が少なくてびっくりしました。
ママ友は妊娠中に少し遠くにある産婦人科を受診していたので、検診が大変だと言っていました。
これから出産予定がある人も、病院についても調べてから移住先を選ぶといいでしょう。
沖縄で子育てしやすい市町村をエリア別に紹介
進学や病院のことを考えると、やっぱり子育てするなら沖縄本島がおすすめです。
沖縄本島南部、中部、北部でそれぞれ私が子育てしやすいと思う市町村を紹介します。
沖縄南部:豊見城市(とみぐすく/とみしろ)
那覇市の南に位置する豊見城市は、イーアス沖縄豊崎やアウトレットモールなどの商業施設が充実しているけれど、美らSUNビーチもあって自然も感じられます。
那覇市内に通じるバスが多いので交通の便がよく子育て世代も多いので、子連れでの移住にはぴったりです。
- こども医療費支援(中学校卒業まで)
- 乳幼児健康支援一時預かり事業(病児保育)
- ファミリーサポートセンター
豊見城市では基本的な子育て支援は受けられますし、待機児童数も多くありません。
沖縄県によると、令和4年4月1日時点での待機児童数は439人で、豊見城については6人だけです。
保育園に預けて仕事できる可能性が高くので、小さなお子さんがいても安心です。
沖縄南部:与那原町(よなばるちょう)
与那原町は那覇市から車で約30分、南城市と南風原町、西原市に囲まれた小さな町です。
私の大好きなカインズがあり(笑)、新しいマンションやスーパー、飲食店も増えています。
移住者が多いのでなじみやすいでしょう。
- こども医療費支援(通院は中学校卒業まで、入院は高校卒業年代まで)
- 待機児童世帯助成事業
- ファミリーサポートセンター
与那原町の待機児童は5人、保育園や子ども学童クラブもちゃんと数があります。
沖縄中部:宜野湾市(ぎのわんし)
宜野湾市は那覇から車で約30分、普天間飛行場があり「基地の街」として知られています。
本当の中央南部に位置し、南部にも北部にもアクセスしやすい場所です。
教育機関や商業施設が程よくあるので、日常生活暮らしやすさは豊見城市や与那原町と変わらないでしょう。
宜野湾市のトロピカルビーチは遊泳エリアがあり公園も隣接しているので、海が好きな人にもおすすめです。
- こども医療費支援(中学校卒業まで)
- 小学校給食費助成事業(月額1,900円)
- ファミリーサポートセンター
待機児童数は33人、沖縄県内の約7%です。
米軍基地の騒音が気になるので、防音性が高い家を探すといいでしょう。
沖縄北部:名護市(なご)
北部エリアの中心街である名護市は、海や山、公園も多く自然豊かです。
しかしイオンやスーパー、ホームセンターもあるので衣食住には困りません。
- こども医療費支援(高校校卒業まで)
- 市立幼稚園と小中学校児童の学校給食費が無償
- 認定子ども園などの保育料は無償
- ファミリーサポートセンター
子育て支援に力を入れていて、学校給食費や認定子ども園などの保育料は無償とかなり嬉しいサポートを受けられます。
待機児童数は52人、沖縄全体の11%とやや多めです。
しかし、ファミリーサポートセンターはあるので、保育園に入れなければパートタイム社員として働くのもいいかもしれません。
沖縄に移住するなら子育てしやすい市町村を選ぼう
沖縄は自然豊かで子どもに優しい人が多く、子育てにはとてもいい環境です。
しかし、市町村によって教育レベルに差がある、高校が学区制なので進学先が限られる、病院が少ないというデメリットもあります。
子どもが小さいときは気にならないかもしれませんが、教育に関しては将来に関わる重要なこと。
将来を見据えてどの街に住むか考えるのがおすすめです。
保育園は待機児童が少ない市町村を中心に紹介しましたが、フルタイムではなく主婦業もちゃんとやりたい!という人は在宅ワークも検討するといいでしょう。
もしも沖縄移住に関して気になることがあれば、私が運営している沖縄トラベルも見てみてください。

